2010年4月30日金曜日

人出不足の農家 障害者が収穫支援 宗像市の施設

西日本新聞 
宗像市の障害者支援施設「玄海はまゆう学園」(上田浩司施設長)に入所する障害者らが28日、玄界灘に浮かぶ大島(同市)に出向き、人手不足に悩む農家で甘夏収穫に初めて取り組んだ。障害者が地域に貢献しながら自分たちの工賃アップにもつなげるのが狙い。同市によると、甘夏は大島の特産品で、島内の十数世帯が栽培。作業はこのうち、遠藤薫さん(83)が管理する約600平方メートルの農園であった。遠藤さんは、約25年前から祖母の農園を引き継いで二十数本の甘夏の木を栽培。しかし最近は後継者がいないなど人手不足なため、実の半数は収穫できないまま放置する状況だった。

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