2010年4月1日木曜日

「障害者働ける店に変わります」 江東区「ブレドール・一心堂」 東京

東京新聞 
江東区の亀戸駅から北に歩いて10分ほどの商店街「香取大門通り会」の一角にあるパン屋「ブレドール・一心堂」(亀戸3)。工藤隆さん(54)が「障害がある息子と一緒に働ける店を」と10年前に開店したものの廃業を迫られていたこの店が、4月から区内の障害者施設の分室として、知的障害者が働ける店として生まれ変わる。四月一日からは、店長の工藤さんの指導の下、区内の通所施設利用者のうち希望した八人が働き始める。三十日のおひろめ会では店員となる人たちが「一つ一つ覚えて皆さんにおいしいパンを食べてもらえるよう頑張ります」などとあいさつ。工藤さんも「責任の重さを感じるが、皆さんと一緒に楽しいお店づくりをしていきたい」と感激の涙を浮かべながら話した。

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