2012年12月8日土曜日

東京理科大・群馬大、自閉症のマウス作製-病態解明に道

日刊工業新聞 
東京理科大学の古市貞一教授と群馬大学の定方哲史助教のグループは、自閉症マウスの作製に成功した。自閉症患者の遺伝子発現パターン解析から明らかになった遺伝子変異をマウスで再現。脳の神経回路の発達を促す因子の正常な分泌を阻害した。作製したマウスを観察したところ、社会性行動異常など自閉症患者特有の行動障害を示すことを確認した。実験動物として活用することで、自閉症の病態解明や創薬開発などへの貢献が期待される。

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