2012年10月29日月曜日

新設コース“消滅” 座学敬遠?委託先なく 県の障害者職業訓練 千葉

千葉日報 
国が県を通じて民間企業やNPO法人に委託する障害者向け職業訓練のうち、座学と実習をセットにした「デュアル訓練コース」の本年度の委託先が一つもなく、コースそのものが“消滅”していたことが分かった。スタート初年の昨年度は20人の募集枠に対し応募はわずか2人で、就職実績はゼロ。募集を手掛けた県は「障害者に敬遠されがちな座学の必要性など周知が不十分だった」と分析。来春から障害者の法定雇用率が引き上がるのを前に、障害者のニーズ把握や企業の理解促進など見直しが迫られそうだ。

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