2012年6月21日木曜日

特別支援学校の球児、夢かない沖縄大会出場 高野連が特例‎ 沖縄

日本経済新聞 
夢がようやくかなえられた。全国高校野球選手権大会沖縄大会に、日本高野連に加盟していない沖縄高等特別支援学校3年の照屋陽選手(17)が中部農林高の一員として出場する。入学以来ずっと仲間と白球を追い続け、特例で認められた公式戦参加。「いいプレーをしたい」。“最初で最後の夏”を心待ちにしている。照屋選手は中部農林に設置された分教室に通う。「甲子園に憧れた」と入学してすぐに中部農林の野球部に入部した。高野連は5月に特例を承認。沖縄大会開幕前日の15日、照屋選手は初めて背番号「8」をもらった。開会式では「緊張したけど、とてもうれしかった」と堂々と行進。具志堅興律監督(52)は「正直、泣きそうだった」と感激を口にする。

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