2012年6月15日金曜日

韓国の研究陣、自閉症誘発遺伝子を発見‎

朝鮮日報 
韓国の研究陣は、自閉症に関係する新たな遺伝子を発見し、この遺伝子の欠陥でどのように自閉症が起きるかを解明した。研究結果は英科学誌「ネイチャー」に発表された。ソウル大脳認知科学科の姜奉均(カン・ボンギュン)教授、延世大医学部の李敏九(イ・ミング)教授、KAIST(韓国科学技術院)生命科学科の金恩俊(キム・ウンジュン)教授らで構成する研究陣は今回、これまで知られている遺伝子のほかに「シャンク(Shank)2」と呼ばれる遺伝子の欠陥が自閉症を誘発する事実を、マウスによる実験で突き止めた。シャンク2遺伝子は、主に学習・記憶をつかさどる海馬にあり、神経細胞同士を結ぶ役割を担う「シャンク2タンパク質」を生成する。

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