2012年5月25日金曜日

房総の自然色彩豊かに 自閉症の画家が個展‎ 千葉

読売新聞 
房総半島の海や花などを描き続けている自閉症の画家、君津市の本庄高士さん(26)の個展が、鋸南町吉浜のギャラリー「フィッシャーマンズテラス」で開かれている。内面から解き放たれた豊かな色彩とダイナミックな構図で、訪れる人の目を楽しませている。創作はいつも房総の海を見てから行う。父清さん(73)の運転で週2回、鴨川市に家族で出かける。何時間も海を見つめるが、スケッチはしない。「きっと頭の中で写生をしているんでしょう」と母七美さん(60)。自宅に戻ってから一気に絵を描き上げる。個展では、アクリル水彩で水色や緑などを大胆に使い、犬を描いた「散歩」など約60点が展示された。本庄さんも会場を訪れ、展示作品に満足そうに笑顔を見せている。入場無料。会場では作品の即売も行われている。27日まで。

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