2012年3月15日木曜日

出生月でADHD診断率に差、年度末生まれは1.3~1.7倍‎ カナダ

kenko 100 
同学年でも出生月によっては1歳近い年齢差が生じるが、これによる発達の違いが注意欠陥・多動性障害(ADHD)の診断率に影響する―。そんな研究結果を、カナダ・ブリティッシュコロンビア大学のRicahrd L. Morrow氏らが、3月5日付のカナダ医学誌「CMAJ」(電子版)に発表した。それによると、同国の年度末に当たる12月生まれのADHD診断率は、1月生まれと比べ男児で約1.3倍、女児では約1.7倍高いことなどが分かったという。同氏らは、出生月による発達の違いがADHDの過剰診断を招いている可能性を指摘している。

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