2011年11月25日金曜日

ディスレクシア:理解して 読み書きに困難伴う学習障害

毎日新聞 
読み書きの流ちょうさと正確さに困難のある学習障害の「ディスレクシア」を取り上げたドキュメンタリー映画「DXな日々--美(び)んちゃんの場合」(谷光章監督)が完成した。早期発見や適切な支援が必要だが、日本では成人になってディスレクシアと診断される人も少なくない。専門の医療機関で、読み書きの正確さと流ちょうさの検査などを組み合わせて診断する。乳幼児検診では発見できず、文字の学習が終わる小学校低学年にならなければ診断確定は難しいという。「研究者の間では、学習障害の中核が『読み書き障害』のディスレクシアで、8割を占めると考えられている」と話す。谷光監督は「非常にユニークな考えを持つディスレクシアの人たちが、才能を生かせる社会を考えていただければ」と話す。

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