毎日新聞
障害者の就業をITで支援するNPO「ぷろぼの」(奈良市)が、修理した中古パソコンを福祉施設に無料でレンタルする事業を今年9月から始めた。障害のある人たちからは、働く場に新しくパソコンが提供され、仕事に役立つと好評だ。「福祉施設は、パソコンの設置がとても遅れているのが現状」と「ぷろぼの」の阿南雅昭・センター長代理は話す。「40〜50人の障害者が通う施設でも、事務所に2、3台ぐらいしかないところが多い。パソコンがもっとあれば、情報を共有できるし、時間も効率的に使える」と強調する。今後も福祉、市民団体を中心にレンタルを進め、障害のある人のパソコンへのアクセスを支援するつもりだ。レンタルは無料で2年間。
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