2011年10月7日金曜日

ホルモンで自閉症治療 金大などが臨床試験 石川

北國新聞 
金大医薬保健研究域医学系の東田陽博教授らの研究チームは、知能障害がある自閉症の 治療で、愛情や信頼の気持ちを生み出すといわれるホルモン「オキシトシン」が症状を改善することを検証する臨床試験に乗り出す。世界に先駆けて客観的に治療効果を判定し、 オキシトシン治療の確立、定着を目指す。チームは金大や東北大などの合同で、文部科学省の「脳科学研究戦略推進プログラム(脳プロ)」の「精神・神経疾患の克服を目指す脳科学研究(課題F)」に採択された。プロジェクトは5年間で、予算は年間1億3500万円。東田教授らのチームは昨年、オキシトシンを使用した自閉症患者の症状が改善したという臨床結果を科学誌に発表している。

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