2011年8月26日金曜日

県教委の不開示 一転「適法」判決 愛知

朝日新聞 
発達障害のある生徒が通う高校での生徒指導をめぐり、愛知県教育委員会が指導記録の開示請求に応じなかったことの是非が争われた訴訟で、名古屋高裁(高田健一裁判長、定年退官のため代読=長門栄吉裁判長)は24日、不開示決定を違法とした一審・名古屋地裁判決を取り消し、県教委の決定を適法とする判決を言い渡した。一審判決では「指導記録の文書の有無を明らかにしても、個人の特定にはつながらない」として、県教委の不開示決定を取り消していた。しかし二審判決は、開示請求された文書について、生徒の特性や保護者との面談内容などが記載されていると指摘。「個人の特定にはつながらないものの、個人の権利利益を害するおそれがある情報だ」と判断した。

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