2011年8月26日金曜日

「自閉症・ADHDの友だち」出版 特別支援学校教諭体験談 岡山

毎日新聞 
県内の特別支援学校教諭の成沢真介さん(49)=北区御津新庄=が、児童書「自閉症・ADHDの友だち」を出版した。特別支援学校で担任した自閉症と「注意欠陥多動性障がい(ADHD)」の2人の子どもについて回想形式で書いている。成沢さんは「子どもたちが発達障がいの子とかかわったとき、『本で読んだな』と思い出してほしい」と話す。中学部の「明くん」は、ADHDの特性で思ったことを何でも口に出してしまう。先生に注意されて「くそじじい!」と反抗したり、友だちをたたいたりする。一方で、人への親切もためらわない。本は、明くんと自閉症の「健二くん」についての2部構成。会話の一言一言が生き生きと再現され、読み終わると2人が長い友達であるかのような気持ちになる。

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