2011年7月12日火曜日

障害者施設待機者3年で5.6倍に 「知的」が8割 兵庫

神戸新聞 
在宅サービスなどを利用しながら、障害者施設への入所を希望する兵庫県内の「待機者」が391人に上り、3年前の5・6倍に増えていることが県の調査で分かった。知的障害者が全体の79%を占め、県障害者支援課は「施設から在宅への地域移行を目指しているが、進んでいないのが現状。施設を退所する人が少ないことも影響しているのではないか」としている。全国知的障害者施設家族会連合会の由岐透会長は「入所者や保護者の高齢化が進み、施設の方が安心できる場合もある。地域移行は大切だが、必要としている人がいる以上、施設を整備してほしい」と話している。年齢別では、391人のうち40歳以上が50%を占めた。

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