2011年7月6日水曜日

初の企業納品 障害者に自信 山口

中国新聞
周南市久米の障害者就労支援施設「周南あけぼの園」のバッグ製作グループ「はんぷ工房結(ゆい)」が、活動6年目で初めて一般企業から商品を受注し、納品した。同園では「メンバーの自信につながる」と喜んでいる。結はメンバー10人。裁断、縫製、アイロン仕上げなどの担当に分かれ、帆布製の手提げ袋やトートバッグなどを作っている。製品は2006年に活動を始めて以来、園の作品展などで販売してきた。6月30日に納品されたバッグを手にしたオーナーの松嶋匡史さん(39)は「理想通りで百点満点の出来」と満足。前崎敏明施設長(52)は「可能性が広がり、メンバーの自信にもなった。今後、生産能力を上げていくことも必要となるだろう」と喜んでいた。バッグはジャムズガーデンで販売する。

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