大分合同新聞
別府市のオムロン太陽(渡辺祐一社長)がこのほど、労働災害の無災害10年を達成した。世界に通用する労働安全衛生マネジメントシステム規格「OHSAS18001」を2001年に取得しており、同年6月14日からの連続記録。従業員の約6割が障害のある同社だが、徹底した安全管理体制が記録につながった。工場内の危険有害要因を洗い出し、リスクの大きさを見積もる「リスクアセスメント」で労働災害の防止策を講じている。リスクの判定には障害の内容や障害によって進む筋力低下といった状態を「加算リスク」として反映させるなど、障害者が中心となって働く同社ならではの仕組みづくりにも取り組んでいる。
0 コメント:
コメントを投稿