2011年7月23日土曜日

県教委、発達障害高校生の自立支援へモデル事業 静岡

静岡新聞社 
県教委は21日、発達障害のある生徒の社会的、職業的自立を支援する初のモデル事業の実施計画を固め、県教育委員会に報告した。対人関係づくりを支援する「コミュニケーションスキル講座」を開講し、生徒と保護者を対象にした医師らによる教育相談も行う。10月8日から来年2月25日までの毎週土曜に、森町の旧周智高で実施する。モデル事業の定員は30人程度。対象は県内の公立高の本年度卒業予定者で、対人関係づくりが苦手で就職を予定している生徒。1グループ15人に分けて原則土曜に計9回開講する。各種実習活動も重視するのが特徴。講座では集団行動のルール理解やコミュニケーション、仲間意識、就労への意識などを学ぶ。農業や調理実習、陶芸体験などを行い、集団の中での対応を学ぶ。教育相談は医師や臨床心理士らが、学校生活や日常生活、卒業後の進路などについて対応する。

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