中日新聞
専門の美術教育を受けていない人の芸術活動「アール・ブリュット」をテーマにしたトークショーが18日夜、近江八幡市の近江兄弟社学園ヴォーリズ平和礼拝堂であった。知的障害や精神障害がある人の作品を収集、紹介している美術館「ボーダレス・アートミュージアムNOーMA」(近江八幡市)などが催した。嘉田由紀子知事と保坂健二朗・東京国立近代美術館研究員が意見を交わした。「社会学や倫理学、精神分析学、心理学などの専門家と連携した研究が必要。アール・ブリュットは新しい『人間の学』を構築する足掛かりになる」と指摘した。
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