佐賀新聞
佐賀県教委は東京大学先端科学技術研究センターと共同で、障害がある子どもの学習支援に多機能携帯端末「iPad」を活用する実践研究に取り組む。学習やコミュニケーションの向上につなげる狙いで、1年をかけて研究する。18日に県庁で、共同研究の協定書を交わす。研究は「魔法のふでばこプロジェクト」。同センターとソフトバンクグループが連携し、携帯電話を使って2009年度から5道県で取り組んだ障害児の学習支援プロジェクトを拡充した。県内は、県立ろう学校と金立特別支援学校にiPadを4台ずつ配置。会話補助アプリなど学習支援に役立つアプリを使い、コミュニケーションを取るのが難しい子どもや読み書き、肢体・聴覚に障害がある子どもたちの学習や日常生活を手助けする。
0 コメント:
コメントを投稿