2011年5月3日火曜日

発達障害児の療育施設開所 兵庫

神戸新聞 
自閉症など発達障害のある小中学生を放課後に預かり、それぞれの状態に合った療育訓練をする施設が2日、播磨町にオープンする。県の認可を受けた「児童デイサービス」が少ないため、募集後すぐに定員いっぱいに。施設を運営するNPO法人「子供たちの立場にたった保育を実践する会」は、東播地域で2カ所目の開業を目指し、準備を進めている。発達障害児療育センター「アスペ」。2階建て延べ約80平方メートルの元店舗を借りて開設する。1日の定員は10人で、スタッフが学校へ迎えに行き、帰りは自宅まで送る。学童保育のように、放課後や夏休み中の居場所となる。利用費は親の所得によって異なるが、おおむね月額4600円が上限という。伊藤さんは「障害児の親は付きっきりで、働きに出ることも難しいのが現実」と指摘。「児童のデイサービスを充実させて、親の精神的、経済的負担を少しでも軽くしたい」と話している。

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