2011年5月24日火曜日

筑紫野市の障害者バンドが慰問へ 資金確保へ演奏会 福岡

西日本新聞 
東北の人々を明るい音楽で元気づけたい。知的障害がある福岡都市圏在住の12〜21歳、7人でつくるアマチュアバンド「ピュアハート」(事務局・福岡県筑紫野市)が、キャラバン隊として被災地に笑顔を届けることを目標に、活動に取り組んでいる。来月4日、訪問資金を募るコンサートを福岡市内で催す。「お金だけでなく、音楽も一緒に届けたらどう?」。7人の姿に感激したお客さんの言葉に背中を押され、被災地に向かう旅費集めにも動きだした。特別な舞台はいらない。小さな場所で演奏して回り、聴衆にホッとした気持ちになってもらえれば。指揮を務める音楽講師の国友美枝子さん(52)は「メンバーの笑顔を持って行きたい。メロディーを聴いてもらうのではなく、みんなで一緒に楽しみたい」と話す。すぐには難しいが、来春にも義援金を携えて出発したいという。

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