2011年5月4日水曜日

放浪の天才画家:「山下清展」から/3 重厚な質感を醸す 福岡

毎日新聞 
清の貼り絵の才能が最初に脚光を浴びたのは、清が入園していた知的障害児養護施設「八幡学園」(千葉県市川市)の小展覧会が、1937年に早稲田大学で開催された時だった。洋画壇の巨匠・安井曾太郎ら一流の画家たちが清の貼り絵に感嘆し、安井は「不思議な天分の持ち主で、今後はどうなるか楽しみでもあり、不安でもある」と語ったという。「放浪の天才画家 山下清展」は福岡アジア美術館で5月15日まで開催中。祝日を除く水曜と5月6日休館。

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