2011年5月31日火曜日

絵カード:重複障害でも理解 意思伝達に使えるように、教諭が指導方法考案 宮崎

毎日新聞 
言葉で意思疎通できない障害者が使う「絵カード」は、全国の特別支援学校で使用されているが、宮崎県立清武(きよたけ)せいりゅう支援学校(97人、瀬川健治校長)教諭の松田昭憲さん(54)=4月から県立みやざき中央支援学校勤務=は、パソコン画面に触れるタッチモニターを使って絵カードの使い方を理解させる指導方法を考案し、重複障害者の意思伝達に成果を上げている。「何とかコミュニケーションを」と、松田さんは07年から宮崎大学の夜間大学院に通い、安東末広教授(臨床心理学)と研究を進めた。触ると画面が変わるタッチモニターに着目し、パソコンを使って、画面に触れば好きなアニメが表示されるプログラムを作った。

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