2011年5月22日日曜日

「私たちのブランド」かばん 広島

読売新聞 
様々な障害を抱えた人たちの通う、三原市宮浦の小規模作業所「ピアノピアノ」(阿部真理子代表)が、開所から10年目を迎えたのを期に、かばんのブランド「sacco(サッコ)」を創設した。阿部さんは「職人として対価を得ることが、利用者の生きがいにつながる」と手応えを感じている。12月、同市本郷町善入寺、「広島エアポートホテル」にロビーでの委託販売を引き受けてもらい、本格的な販売を始めた。4月以降は、自閉症と知的障害を抱える平本豊さん(21)の制作した10個を置いた。英国の古布を使ったかばんに色とりどりのビーズやスパンコールを縫いつけ、陰影を浮き立たせた優しい色合いが印象的で、これまでに3個が売れた。同ホテル営業企画チーフ片本勇一朗さんは「温かみが伝わるのか、作品を手に取る人は多い」と話す。

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