神戸新聞
丹波市氷上町市辺の弁当チェーン「本家かまどや氷上店」が、障害者の雇用や自立支援に力を入れている。2010年5月の改装オープンに合わせ、知的障害がある女性(22)を採用。今では従業員の3分の2に当たる6人の障害者が働く。最初に採用された女性は1年間、無遅刻、無欠勤を貫き、11年1月から念願の一人暮らしを始めた。店の売り上げも前年の2倍に伸びており、同店は近く、障害者が一般従業員に近い賃金で働ける事業所認定を兵庫県に申請する。認められれば、丹波地域では初のケースとなる。十倉さんは「苦手なことは互いにフォローし合えばいい」と話し、「この店を通過点に多くの障害者に自立に向けて自信をつけてもらいたい」と話す。
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