2011年5月1日日曜日

企画「社会保障・雇用考」(6) 人を育む 島根

日本海新聞 
松江城のすぐそばにある「ごうぎんチャレンジドまつえ」(松江市北堀町、友塚博所長)には現在20人の知的障害者が勤務している。男性はスーツ、女性は制服で行員と同じ。普通の事業所と何ら変わりない。山陰合同銀行が障害者雇用のモデルケースにしようと、2007年に設立した。各支店で用いる帳票類、間伐材を利用した通帳ケースなどPR品を製作している。関連会社に委託していた業務を回すことで、障害者雇用の受け皿を創出した。雇用される障害者にとっては、給料と障害基礎年金によって家族に頼ることなく自立につなげることができる。

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