2011年4月8日金曜日

被災・原発風評で障害者の職場も打撃

読売新聞 
障害者が働く就労支援施設などが東日本大震災で大きな打撃を受けており、厚生労働省は7日までに、障害者施設に対する支援策をまとめた。原発から約50キロ離れた福島県二本松市の施設「なごみ第2」。知的障害者ら10人が、県産大豆で豆腐を作っていたが、地震直後から先月24日まで、断水や停電などでほとんど製造できずに休業状態になった。同県郡山市の「共働作業所にんじん舎」は、出荷が制限されているブロッコリー、クキタチナなどの収穫を見合わせている。農家ではないため、農協から「つなぎ融資」なども受けられないという。原発から20キロ圏内の同県楢葉町にある「ふたばの里」も避難中で、豆腐などの製造を休止している。県内には約100か所の就労支援施設があるが、半数は休業や減産を強いられているとみられる。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る