2011年4月24日日曜日

障害者自立への道模索 岩沼「しおかぜ」仙台「つどいの家」

河北新報 
障害者の自立や地域生活の実現を理念に掲げてきた福祉事業所の多くが、東日本大震災の影響で苦しい運営を強いられている。施設の倒壊や浸水で、以前の活動が困難な状況に。それでも関係者は「障害者を家庭や入所施設に引きこもらせてはいけない」と、再起に向け奮闘している。津波に襲われた岩沼市早股地区。定員30人の障害福祉サービス事業所「しおかぜ」の農場は、泥で埋まった。土壌を徹底して改良しなければ使えないという。仙台市泉区の知的障害者通所更生施設「仙台つどいの家」は、建物の一部の天井が崩落、敷地に無数の亀裂ができるなど大きな被害を受けた。辛うじて無事だったパン工房で、利用者がパン作りに精を出す。

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