ロケットニュース24
研究者が酒癖に関する遺伝子を見つけた。インペリアル・カレッジ・ロンドンとキングス・カレッジ・ロンドンが率いる国際研究プロジェクトの調査で、AUTS2と呼ばれる遺伝子がアルコールの消費量に影響していることが判明したのだ。AUTS2はもともと自閉症や注意欠陥・多動性障害と関連する遺伝子であることが研究でわかっていた。この遺伝子の働きはまだ解明されていないが、調査によると珍しいタイプのAUTS2遺伝子を持っている人は、よくあるタイプを持っている人と比べてアルコール消費量が5パーセント低かったのである。AUTS2は、欲求や快楽に関する刺激に反応する脳の「報酬系」において最も活発な遺伝子である。つまり、アルコールが飲みたいという欲求をこの遺伝子が制御しているかもしれないということだ。
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