2011年2月10日木曜日

江戸期からの伝統・天神人形 通所者が復活 島根

山陰中央新報 
「伝統を継承し、地域へ恩返しを」。島根県の出雲地方で男児の健やかな成長を願い、桃の節句に贈られる五色天神(天神人形)づくりに、出雲市神西沖町の障害者支援施設「ふたば」の通所者が挑んでいる。市内で唯一、制作を続けてきた店舗が閉店し、昨季は途絶えたが、同施設が江戸時代からの風習を絶やすまいと、復活させた。「支えてもらっている地域社会に恩返しを」と語るのは、同施設の主任支援スタッフの高橋奈穂子さん。制作を支援するギャラリー高瀬川(同)の金本道子代表も「一生懸命に出雲の伝統を継ごうという意気込みが見える」とエールを送る。1体の価格は1千円で、同施設や市役所売店、同ギャラリーなどで販売中。

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