2011年2月5日土曜日

<はたらく>発達障害の男性の就職 専門機関の支援得て活動 愛知

中日新聞 
学生時代に発達障害の一つ「アスペルガー症候群」の診断を受けた愛知県の男性(26)が、就職支援機関の支援を受けながら就職を果たした。障害者手帳を取得した上で、会社に自分の個性や障害の特徴を伝えたことが、採用につながった。採用までの道のりや工夫を聞いた。中部地方の工学系大学に通っていた男性が就職活動を始めたのは、三年生だった二〇〇五年春ごろ。金属加工や電子関係メーカーの会社説明会に出席。卒業までに百五十社を受け、うち百二十社が面接まで行ったが、次々と不採用になった。理由は「話が正確すぎて、交渉や指示は優秀だが、日常会話が成立しないのでは」「学生らしさがなく、管理職や教授と話している錯覚を覚える」などというものだった。

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