2011年1月28日金曜日

神戸の施設に遺作500点眠る 知的障害の芸術家 兵庫

神戸新聞 
既成の芸術にとらわれないアウトサイダー・アートの作家として国内外の美術関係者から注目され、昨年1月に亡くなった知的障害者、小幡正雄(おばた・まさお)さん=当時(66)=の500点を超える作品が宙に浮いたままになっている。段ボールをキャンバスに見立て、色鉛筆で仲良く並ぶカップルを描き続けた作品群。相続する身寄りもいないため、作品は20年以上暮らした神戸市北区の知的障害者施設で保管されたままになっており、施設長は「展覧会を開くなど多くの人の目に触れるようにしたい」と話している。

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