2011年1月28日金曜日

日本こそ注目すべき水銀条約

nikkei BPnet 
水銀が人体に取り込まれると様々な中毒症状が現れる。また、自閉症、多動性障害、学習障害、化学物質過敏症、電磁波過敏症との関連を指摘する声もある。こうした危険性が認識されるにしたがって、先進国では水銀の人為的な利用は相当量減少してきた。それでも、石炭火力発電所、廃棄物処理施設、下水処理場、金属精錬プラントなどからは、水銀が回収される。その量はおよそ年100t。問題は、この回収量と需要量のギャップだ。実は、こうした余剰水銀は日本から発展途上国に輸出されてきた。

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