2011年1月28日金曜日

「起訴相当」と議決/07年準強姦事件 和歌山

朝日新聞 
2007年に準強姦(ごうかん)容疑で岩出署に逮捕されたあとに不起訴となった男性(57)について、和歌山検察審査会が「起訴相当」と議決し、26日公表した。議決は13日。検察審査会による強制起訴の制度が09年5月に導入されて以来、起訴相当の議決は県内初。地検が再捜査で不起訴としても、審査会が起訴議決をすれば男性は強制起訴される。議決書によると、女性には知的障害があり、性行為の社会的、倫理的意味を理解することができず、相手からの申し出を判断する意思決定能力はなかったという。また議決書は、同種事件での「検察官の処罰意識は不十分」だと指摘し、「被疑者に厳正な処罰を与えて反省を促すべきだ」と述べている。

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