2011年1月21日金曜日

24歳高1 介護福祉士目指す 東京

読売新聞 
都立野津田高校(町田市野津田町)の福祉科に、24歳の高校1年生がいる。高校を中退し、2年前まで町田市にある知的障害者の施設で働いていた正島(しょうしま)哲矢さん。学び直しを決意させたのは、「自分の人生を変えてくれた」という障害者たちとの出会いだった。福祉に興味はなかったが、のぞいてみた施設で、知的障害者の「純真さ」に心を動かされた。仕事を始めると、「今まで経験したことがなかった」という穏やかな雰囲気を感じた。障害者たちも、少しずつ気を許して近づいてきてくれた。「半分家族のよう。自分を必要としてくれる場所に初めて出会えた」と振り返る。

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