2011年1月14日金曜日

ニューヨークの公募展に絵を出品 藤山晃代さん

神戸新聞 
色とりどりの花と小さな女の子が、独特の色彩で描かれている。水彩画「花にかこまれて」が、米国ニューヨークのギャラリー公募展で、新進芸術家100人の1人として選ばれ、作品が展示されている。神戸市垂水区で生まれ、生後間もなくダウン症と診断された。幼いころは、家の床やふすまがキャンバス代わり。色鉛筆やサインペンを手にして、思うがままに筆を走らせた。本格的に絵画を始めたのは、同市灘区の青陽東養護学校高等部に進学してから。パステルクレヨンで塗った線を指で広げて、アクリル絵の具を重ねる。モチーフにするのは花や鳥。現在は、母千枝子さん(62)が施設長を務める作業所で働きながら、毎月西宮市内の絵画教室に通っている。

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