2011年1月24日月曜日

障害者雇用 能力生かす「一工夫」 神奈川

東京新聞 
川崎市の中原市民館内にある、ふれあいショップ「いくおう中原」。一昨年四月に開店した。店員五人は、いずれも精神障害者か知的障害者だ。「彼は洗い物のスペシャリスト」「彼女は接客がとても上手」。伊豆真理子店長が、胸を張って店員の特徴を紹介する。こうしたふれあいショップは市内に六カ所あり、障害者たちの仕事の実習の場となっている。ここで三、四年間の経験を積んで、一般の会社へと巣立っていくのだ。「彼らは、学んだことは正確にきちんとできるし、手を抜かない。それが強み」と伊豆店長。複雑なことは苦手だが、簡単な手順の仕事は、覚えやすい絵でマニュアルをつくる工夫などで全員がしっかり覚えている。

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