2011年1月5日水曜日

いじめ・学級崩壊「ひとごとでない」 教師7人に聞く 群馬

朝日新聞 
発達障害への配慮も必要だ。教師歴20年の中学校の男性教諭によると、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子は集中するのが苦手だが、それを他の子供たちに理解させるのは難しい。他の生徒も騒ぎ始める。「一つの規律を作りづらい」と悩む。「ささいなことでも認めてほめる」というのは、教師歴31年の小学校の女性教諭。学級になじめず、暴れたり教室を飛び出したりする発達障害の3年生の男児がいた。皆の前で算数の問題を解いたとき、「すごいね、この解き方を『○○ちゃん方式』と名付けましょう」と黒板に書いてみせた。その後、男児は算数の学習に力を入れるように。「子供は認めてもらったという感覚が大事だと実感した」と振り返る。

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