2011年1月8日土曜日

発達障害の疑い5% 兵庫県が支援策検討へ

神戸新聞 
兵庫県内の各自治体が実施した1歳6カ月児健診と3歳児健診で、注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの発達障害が疑われる乳幼児が、全体の約5%に上ることが6日、県の調査で分かった。発達障害の出現率を示した調査は全国でも例が少ない。県は2011年度にも各健診の項目、内容を検証し、さらに障害の早期把握や各市町への支援ができるようにする方針だ。1歳6カ月児健診で、言葉の遅れといった精神発達面の異常が見つかったのは4463人(20・8%)。このうち、乳幼児の行動観察や母親の聞き取りから、発達障害が疑われるのは1091人(5・1%)だった。3歳児も同様の診察で、精神面の異常が見つかった2989人のうち、1207人(5・7%)が発達障害と見られた。

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