2011年1月8日土曜日

自閉症の妹 映画に カメラ回して自分見えた

東京新聞 
自閉症と知的障害のある妹の存在は、友人にも明かせなかった。その妹を追い続けたカメラの先に、自分の人生の輪郭が見えた。立教大学映像身体学科四年、赤崎正和さん(22)=埼玉県新座市=が卒業制作でつくったドキュメンタリー映画「ちづる」には、妹千鶴さん(20)を中心に母子三人のユーモアあふれる日常が描かれている。制作の苦悩を経て自身に向き合った赤崎さんは今春、福祉の職へと踏み出す。以前は、知的障害と自閉症の違いも分からなかった赤崎さん。映画には、久美さんが撮影を後押しした理由を話す場面がある。「だって、あんたが自閉症に興味を持ったってことでしょ。いい機会だと思って」

「ちづる」(70分)の試写会が、埼玉県新座市の立教大学新座キャンパスである。日時は11日午後4時、同7時、18日午後3時、同6時30分、19日午後6時30分の計5回。無料。

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