読売新聞
山梨大は、環境省が全国10万組の親子を対象に今月からスタートさせる「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」で県内調査を担当すると18日に発表した。甲府、中央、山梨、甲州、富士吉田の5市で、今年8月以降に生まれる予定の約4500人を調べる。調査では、化学物質が子どもの成長や発達にどのような影響を与えるかを、妊娠初期から子どもが小学校を卒業するまでの13年間にわたり追跡。小児ぜんそくやアトピー性皮膚炎、自閉症などが増加傾向にある中、子どもの成長発達と生活環境との因果関係を調査解明することも目的だ。将来的に、健康へのリスクが大きい化学物質の規制などの成果が期待される。
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