読売新聞
2006年2月。強制わいせつ事件の控訴審判決が言い渡された。傍聴席の最後列で被害者の両親はうなだれた。「知的障害がある娘の証言は、信じてもらえないのか」。逮捕後一時、容疑を認めた教諭は、刑事裁判で全面否認した。11歳だった次女の知的レベルは年齢の半分ぐらい。尋問は1時間以上に及び、次女は混乱し、事実にないことまで口にした。被害の日時や場所の特定も困難だった。1、2審とも、次女の供述の信用性を否定。教諭の無罪が確定した。
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