東京新聞
既成概念にとらわれない独自の発想と手法で制作された障害者らの作品「アール・ブリュット」を紹介する展覧会「アール・ブリュットを世の光に」が二十六日から都庁(新宿区)の都政ギャラリーで始まった。都内を含め全国の知的、精神障害者十九人の絵や陶芸など約七十点を展示。鮮やかな色や精密な筆致で独自の世界を見せている。欧州で生まれたアール・ブリュットは生の芸術といわれる。評価を前提としておらず、内なるエネルギーを秘めた作品が多い。現在、パリでも日本人の大規模アール・ブリュット展を開催中で、都庁への出品者の作品も数多く展示されている。十二月二日まで。
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