2010年11月23日火曜日

手織り十人十色、知的障害者の作品150点を展示/秦野

カナロコ 
知的障害者援護施設「くず葉学園」(秦野市菩提、加藤邦彦園長)の通所授産所を利用する人たちが機織り機で織った作品を展示した「くず葉の手織り」が同市曽屋のギャラリー照で開かれている。訪れた人は、さまざまな優しい風合いの作品に感動していた。同学園では利用者の自立へ向けて織物を行っており、現在34歳から63歳までの13人が13台の機織り機を使い作業をしている。12メートルの反物は約2カ月かけ織り上げているが、糸の色は織る人が決めるため、同じ糸を使っていても縦糸と横糸を変えることで色合いが変わるという。このため、作品はすべて一点もの、という。23日まで。

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