2010年11月20日土曜日

アール・ブリュット支援制度創設を 県が国に要望へ 滋賀

中日新聞 
障害者の内面からわき出る表現力に光を当てた芸術「アール・ブリュット」(生(き)の芸術)について、県は普及に向けた財政支援制度の創設を国に求めることになった。嘉田由紀子知事が19日、来年度政府予算案の編成に向けた県の政策提案で、民主党や関係省庁に説明する。障害者の自立や社会参加のために芸術活動の確保は不可欠との立場から、県単位でアール・ブリュットの施設が運営できるよう支援制度の創設を提案。アジアでの先進地域となるため、全国に作品の収集・収蔵拠点を確保することや、この芸術の学芸員などを育成するため、教育講座を大学などに設けることも求めている。

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