2010年11月25日木曜日

島根の山間地でネット古書店、大学院生が経営 島根

読売新聞 
中山間地の島根県川本町で空き店舗や倉庫を活用し、専門書を扱うインターネット古書店「エコカレッジ」。社長の尾野寛明さんは一橋大大学院生だ。もともと会社は東京都文京区にあったが、賃料が安いことなどから2006年に移転、売り上げを順調に伸ばし、障害者らの雇用の受け皿となって地域にも貢献する。勧めてくれたのは、地域再生に取り組む同町のNPO法人「夢えっとネットかわもと」職員。かつてゼミの研究で同町を訪れた際、知り合った。授産施設で働く人や失業者をスタッフに迎えて06年10月、再出発した。来年3月に卒業後は、ネット古書店に専念する。「将来は障害者の作業所を併設し、安心して働ける場所を提供していきたい」と夢を描いている。

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