2010年11月8日月曜日

教員ら支援教育学ぶ 南丹で講座 知能検査で長所探して 京都

京都新聞 
京都府南丹市八木町柴山の府立丹波養護学校で6日、知能検査を実際の支援教育に生かすための講座が開かれた。丹波地域の保育園、幼稚園、小中高校や府内の特別支援学校の教員ら約70人が検査結果の解釈などを学んだ。今回は知能検査の第一人者で、筑波大大学院人間総合科学研究科の大六(だいろく)一志・准教授を講師に招いた。大六准教授は学習の遅れなどがある場合、一般に用いられる2種類の知能検査について説明した。「問題点ばかりでなく、長所を見つけることで指導に生かせる」といった基本的な見方や「検査中の姿勢がおかしい場合、何かの異常を体の動きで補っていることがある」など注意点を紹介。仮想事例を基に分析の仕方も詳細に説明し、参加者は熱心に聞き入っていた。

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