2010年10月29日金曜日

教室が足りない!特別支援学校…静岡

読売新聞 
県教委学校教育課によると、特別支援学校に通う児童・生徒数は1998年度頃から増加傾向がみられ、特に知的障害を持つ高等部の生徒数は98年度には499人だったのが、10年度は1304人と2・6倍に増えた。「児童・生徒の増え方は(学校の受け入れ能力の)限界を超えている」。同校の深沢裕子副校長が語る。86年の開校以降、2回にわたって校舎を増築したが、「敷地はもう一杯」。教室不足が著しく、作業室などの特別教室のほとんどを普通教室に転用したり、廊下の一角を使って子供が作業をしたりすることもあるという。教室が足りないため、中学部3年生は従来は1クラス平均8人で4クラス編成としてきたが、今年度から1クラス平均12人で3クラス編成にせざるを得なくなった。「自閉気味の子供だけでなく、自分と周囲との間に空間がほしい子供は多い。子供同士の距離が近いとトラブルも起きかねない」と懸念する。

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