下野新聞
障害者の創作活動の成果を芸術の視点で評価しようと、市が9月に初めて実施した「わく・わくアートコンクールinうつのみや2010」。最高賞となる市長賞に一条中2年の高久未来さん(13)の作品「夜の風景」が輝いた。高久さんの両親は「娘だけではなくほかの子どもたちにも励みになる」と喜びをみせ「このような支援が広がればうれしい」と話していた。未来さんは「広汎性発達障害高機能自閉症」と診断され、話しは聞くことができるが、うまく話せない。毎週土曜日午前、NPO法人チャレンジド・コミュニティが主宰する美術造形教室に通っている。受賞作品は、この教室で約2時間かけて一気に描き上げたものだ。入賞作品巡回展は9月下旬から始まり、19日からは表参道スクエア5階市民ギャラリーで展示されている。
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