2010年10月6日水曜日

弁護側証言、殴打「見ていない」 取り押さえ死公判 佐賀

佐賀新聞 
的障害者の安永健太さんが警察官に取り押さえられた直後に死亡した事件で、特別公務員暴行陵虐致傷罪に問われた佐賀県警巡査長松雪大地被告(30)の第5回公判が5日、佐賀地裁(若宮利信裁判長)で開かれ、弁護側証人として目撃者の男女3人が出廷し、「殴ったところは見ていない」と証言した。現場近くのファミリーレストランに駐車し、約3メートルの直近から取り押さえ場面を見たという女性は「警察官が殴ることはなかった。腕を上下に振り上げたのも見ていない」と証言。「3年がたち、記憶は所々しかないが、安永さんが動かなくなった時の顔が印象的で、いつまでも残っている」と述べた。

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